両替所の前で、「Selling?Buying?どっちを見ればいいの…?」と迷ったことはありませんか。
この記事では、日本や海外の両替所で迷わないためのBuying/Sellingの見方を、早見表で超シンプルに解説します。

この記事を通して、両替所のレート表を攻略しましょう!
「海外旅行の両替全体(場所・金額・注意点)」「お金事情全般」については、別記事でまとめて解説しています。
今すぐ使えるレート表の見方
時間がない方は、自分の状況に一番近い表だけを見てください。以下3パターンです。
1. 日本の両替所で両替する場合

・レート表は日本円表示(1ドル、1ユーロあたり…等の価格)
・Buying/Sellingの主語は両替所
| やりたいこと | 見るべき項目 | 判断 |
|---|---|---|
| 日本円 → 外貨 | Selling / We sell | 数字が小さいほどお得 |
| 外貨 → 日本円 | Buying / We buy | 数字が大きいほどお得 |
2. 海外の両替所(韓国以外)で両替する場合

・レート表は現地通貨表示
(100円や1000円あたりの価格。ただし”●円あたり”は両替所により異なるので要確認)
・Buying/Sellingの主語は両替所
| やりたいこと | 見るべき項目 | 判断 |
|---|---|---|
| 日本円 → 外貨 | Buying / We buy | 数字が大きいほどお得 |
| 外貨 → 日本円 | Selling / We sell | 数字が小さいほどお得 |
3. 韓国など一部の両替所(主語が変わる)

・レート表は現地通貨表示
(100円や1000円あたりの価格。ただし”●円あたり”は両替所により異なるので要確認)
・Buying/Sellingの主語はあなた(私たち旅行者側)
| やりたいこと | 見るべき項目 | 判断 |
|---|---|---|
| 日本円 → 外貨 | Your selling / Selling | 数字が大きいほどお得 |
| 外貨 → 日本円 | Your buying / Buying | 数字が小さいほどお得 |
なぜ Buying / Selling はこんなにややこしいのか
Buying / Selling が分かりにくいのは、表示のルールが1つではないからです。
多くの人が迷う理由は、主に次の3つです。
- 表示の「主語」が2パターンある
- 日本と海外で「基準通貨」が逆になることがある
- Unit(単位)が混ざっている
表示の「主語」が2パターンある
両替所のレート表には、主語が異なる2種類の表示があります。
- 両替所が主語:日本や多くの外国
- We buy / Buying:両替所が現地通貨を買う
- We sell / Selling:両替所が現地通貨を売る
- 旅行者(あなた)が主語:韓国と一部の国・地域の両替所
- You buy / Buying:あなたが現地通貨を買う
- You Sell / Selling:あなたが現地通貨を売る
同じ「Buying / Selling」という言葉でも、主語が違うと意味が逆に見えるため、混乱しやすくなります。
日本と海外で「基準通貨」が逆になることがある
レート表では、どの通貨を基準に表示しているかも重要です。
- 日本の両替所
- 外貨が基準(例:1ドルあたり=○円)
- 海外の両替所
- 日本円が基準(例:100円あたり=○ドル)
この違いに気づかないと、同じ Selling / Buying でも、見るべき項目が変わってしまいます。
Unit(単位)が混ざっている
海外の両替所では、次のような表示もよくあります。
- 10円単位
- 100円単位
- 1,000円単位
数字だけを見るとお得に見えても、単位を見落とすと正しく比較できません。
レート表の具体例で理解する Buying / Selling の見方
ここでは、実際に両替所でよく見る3つのパターンを使って、Buying / Selling の意味と、皆さんが見るべきポイントを整理します。主語と基準通貨、そして売買関係に注意しましょう。
以下3つの代表例について、丁寧に解説していきます。
1. 日本の両替所の場合|外貨が基準で両替所が主語

まずは、旅行前などに日本の両替所で両替をする場合を考えましょう。
ポイントは次の通りです。
レート表の特徴
- 外貨(USD、EURなど)が基準。
つまり、1ドルあたり●●円、1ユーロあたり●●円…と表記されます。 - 表示は両替所が主語
主語と取引関係の整理
| We sell / Selling →両替所は外貨を売る → あなたは日本円を売り、外貨を買う | We buy/ Buying → 両替所は外貨を買う → あなたは日本円を買い、外貨を売る |
見るべき項目
| やりたいこと | 見るべき項目 | 判断 |
|---|---|---|
| 日本円 → 外貨 | Selling / We sell | 数字が小さいほどお得 (外貨が安いため) |
| 外貨 → 日本円 | Buying / We buy | 数字が大きいほどお得 (日本円が安いため) |
【実例】日本円とドルの両替をしたい場合
前述した説明も踏まえ、実際のレート表を見てみましょう。

上の写真は、日本の両替所のレート表一例です。
「日本円とドルの両替をしたい」場合、「見るべき項目」を踏まえると下記の通りになります。
| やりたいこと | 見るべき項目 | 両替額 |
|---|---|---|
| 日本円 → ドル | Selling / We sell | 1ドルを159.48円で入手可能 |
| ドル → 日本円 | Buying / We buy | 158.92円を1ドルで入手可能 |
※両替手数料などは考慮していません。
※小数点以下の切り捨て方は、両替所により異なります。
つまり、100ドルを手に入れたい場合は、次のようになります。
(1ドルあたりの日本円)×(100ドル)
=159.48×100
=15,948円
2. 海外の両替所(韓国以外)の場合|日本円が基準で両替所が主語

次は、入国後に現地の両替所で両替をする場合を考えましょう。
まずは海外の両替所(韓国以外)の場合のレート表の見方になります。
ポイントは次の通りです。
レート表の特徴
- 日本円(100円単位など)が基準
つまり、100円あたり●●ドル、100円あたり●●ユーロ…と表記されます。 - 表示は両替所が主語
・表記方法:We buy / We sell、Buying / Selling - Unit 表示に注意。両替所によっては、100円単位ではなく、10円、1,000円あたりでの表記になることがあります。
主語と取引関係の整理
| Buying / We buy → 両替所は日本円を買う → あなたは日本円を売り、外貨を買う | Selling / We sell → 両替所は日本円を売る → あなたは日本円を買い、外貨を売る |
見るべき項目
| やりたいこと | 見るべき項目 | 判断 |
|---|---|---|
| 日本円 → 外貨 | Buying / We buy | 数字が大きいほどお得 (外貨が安いため) |
| 外貨 → 日本円 | Selling / We sell | 数字が小さいほどお得 (日本円が安いため) |
【実例】日本円とタイバーツの両替をしたい場合
前述した説明も踏まえ、実際のレート表を見てみましょう。

上の写真は、タイの両替所のレート表一例です。
「日本円とタイバーツ(以下、THB)の両替をしたい」場合、「見るべき項目」を踏まえると下記の通りになります。
| やりたいこと | 見るべき項目 | 両替額 |
|---|---|---|
| 日本円 → THB | Buying / We buy | 19.30THBを100円で入手可能 |
| THB → 日本円 | Selling / We sell | 100円を20.40THBでで入手可能 |
※両替手数料などは考慮していません。
※小数点以下の切り捨て方は、両替所により異なります。
つまり、10,000円に対する両替額は次のようになります。
(Buyingの値段=100円あたりのTHB)×100
=19.30×100
=1,930THB
3. 韓国など一部の両替所の場合|日本円が基準で旅行者が主語

最後は、韓国はじめ一部の国や地域の両替所になります。
ポイントは次の通りです。
レート表の特徴
- 日本円(100円単位など)が基準
つまり、100円あたり●●ウォンと表記されます。 - 表示はあなた(旅行者)が主語
・表記方法:You buy / You sell、Your buying / Your selling
※場所によっては主語が省略されていることもあるので注意 - Unit 表示に注意。両替所によっては、100円単位ではなく、10円、1,000円あたりでの表記になることがあります。
主語と取引関係の整理
| You sell / Your selling → あなたが外貨を買い、日本円を売る | You buy / Your buying → あなたが外貨を売り、日本円を買う |
見るべき項目
| やりたいこと | 見るべき項目 | 判断 |
|---|---|---|
| 日本円 → 外貨 | Your selling / Selling | 数字が大きいほどお得 (外貨が安いため) |
| 外貨 → 日本円 | Your buying / Buying | 数字が小さいほどお得 (日本円が安いため) |
【実例】日本円と韓国ウォンの両替をしたい場合
前述した説明も踏まえ、実際のレート表を見てみましょう。

上の写真は、韓国の両替所のレート表一例です。
「日本円と韓国ウォン(以下、KRW)の両替をしたい」場合、「見るべき項目」を踏まえると下記の通りになります。
| やりたいこと | 見るべき項目 | 両替額 |
|---|---|---|
| 日本円 → KRW | You sell / Your selling / Selling | 910KRWを100円で入手可能 |
| KRW → 日本円 | You buy / Your buying / Buying | 100円を920KRWでで入手可能 |
※両替手数料などは考慮していません。
※小数点以下の切り捨て方は、両替所により異なります。
つまり、10,000円に対する両替額は次のようになります。
(You sellの値段=100円あたりのKRW)×100
=910×100
=91,000KRW
まとめ|Buying / Selling は「主語」と「何を両替したいか」で判断できる
Buying / Selling は、両替所の場所と取引通貨の売買関係が肝になります。
その点を理解できれば、レート表を見ながら安心して両替することができます。
海外旅行前や、現地で両替所を前にしたときに、本記事が判断の助けになれば幸いです。
もし判断に迷った際は、いつでも見返してくださいね。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
Herzlich vielen dank! Schöne reise!
皆様、良い旅を!




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