アメリカ旅行に行くなら、ESTAの申請は必須です。
ESTAを取得していない場合、出国する空港で搭乗拒否される可能性が高くなります。
ESTA申請は、公式サイトから必要情報を入力し、承認が降りたことを確認できれば問題ありません。

ESTAの申請方法についてマスターし、アメリカ旅行を楽しみましょう!
ESTA申請を含め、事前準備の全体流れを知りたい方は、それぞれ下記記事もあわせてご覧ください。
ESTAとは?
ESTAとは、アメリカに渡航する際に必要となる電子渡航認証制度(Electronic System for Travel Authorization)のことです。
以下、ESTAの基本情報です。
| 対象 | 観光・短期商用(90日以内)、乗り継ぎ |
| 有効期間 | 承認日から2年間 または パスポート有効期限まで |
| 申請方法 | オンライン(スマホ・PCいずれも可) |
| 申請料 | 40.27ドル |
| 対象地域 | アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、米国ヴァージン諸島 |
最も重要なポイントとして、ESTAが承認されていない場合、航空機への搭乗を拒否される可能性が高いです。

空港に着いてからでは手遅れです。後述しますが、ESTAは72時間前までに申請されているかを必ず確認しましょう。
ESTAとビザの違い
両者の違いをシンプルに整理すると、以下の通りです。
| 項目 | ESTA | ビザ |
|---|---|---|
| 対象 | 観光・短期商用 | 留学・就労・長期滞在 |
| 滞在期間 | 90日以内 | 種類により異なる |
| 申請方法 | オンライン | 大使館で面接 |
| 取得難易度 | 比較的容易 | 審査が厳格 |

90日以内の短期アメリカ旅行であれば、ESTAで問題ありません!
ESTAは「短期旅行者向けの事前承認制度」、ビザは「長期滞在者向けの正式な入国許可制度」と考えると分かりやすいです。
下記渡航歴を持っている場合、原則として米国ビザの取得必須です。
| 時期 | 地域 |
|---|---|
| 2011年3月1日以降 | イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメン |
| 2021年1月12日以降 | キューバ |
ESTAが必要な人
以下に該当する方は、原則としてESTAの取得が必要です。
- ESTAを初めて申請する方
- 以前ESTAを申請していたが、パスポートあるいはESTAの有効期限が切れてしまった
- 日本国籍でアメリカに90日以内滞在
- 下記地域に滞在予定
- アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、米国ヴァージン諸島
- アメリカ経由の乗り継ぎのみの場合
ESTAはいつ申請すべき?
ESTAは出発72時間前までの申請が必要とされています。
ESTAは、1〜2時間程度で即時承認されるケースも多いですが、書類不備により承認が降りないこともあります。

理想は航空券予約後すぐですが、遅くても出発の1週間前までには申請を完了させておくのが安全です!
さらに注意点として、パスポートの期限も確認しておきましょう。

「以前取得したから大丈夫」と思い込まず、必ず期限を確認しましょう。
スマホアプリ版|ESTA申請方法をステップ解説
ここでは、スマホ公式アプリを使ったESTA申請方法を、実際の操作画面に沿って解説します。
事前に準備するもの

思いのほか記入項目や確認項目が多いので、30分くらいはかかる思います。時間がある時にやりましょう!
画面下部にある「SAVE AND EXIT」で一時保存&中断することも可能です。
【STEP1】スマホアプリをインストール

ESTA Mobileアプリをインストールしましょう。
以降、iPhoneにて申請を進めた様子を説明していきます。
【STEP2】アプリを起動し、日本語へ変更

起動時にアプリが英語表示になる場合があります。
その場合、スマホ画面中央下部の「Change Language」 から日本語に変更しましょう。
スマホの設定アプリが開き、言語変更できます。
【STEP3】操作の開始と同意
セキュリティ警告に対し、「同意する」を押しましょう。
生体認証の有効化については、後から設定できるのでどちらを選んでも問題ありません。

ESTAを新規申請するため、「開始する」を押しましょう。
続いて免責事項に同意して進めていきます。
【STEP4】パスポートのスキャン
手元にパスポートを用意し、スキャンを実施しましょう。

【STEP5】ICチップ読み取り
パスポートの表紙にスマホを重ね、読み取りを開始します。


表紙よりも、上記の台紙ページの方が読み取り成功率が高いと思います!
【STEP6】顔認証
顔認証を実施します。枠内に顔が収まるようにして、数秒じっとするだけで問題ないです。
引き・寄りのアングルで合計2回撮影があります。

【STEP7】基本情報入力
下記のように、必要情報を埋めていきましょう。
(ここから、なぜか英語表記になりました…。)

【STEP8】メールアドレス入力と認証
記入したEメールアドレスに4桁の認証コードが送られます。
それを記入し、「SUBMIT CODE」を推しましょう。
承認されれば、「ESTA Application Number」のメールが送信されます。
メールと申請番号を必ず控えておきましょう。


認証コードが届かない場合は、メールアドレスや通信環境に問題ないかを確認しましょう。
【STEP9】名義確認および住所入力
メアドの認証完了画面の後、個人情報入力が続きます。
ここから先、必要事項を入力したら、画面下部にある右矢印を押して次のページに進みましょう。

アルファベットでの住所入力方法については、下記サイトを参照しながら書くとスムーズです。
【STEP10】両親情報・勤務先情報
両親の情報、並びに勤務先情報をアルファベットで入力します。

【STEP11】渡航情報入力
乗り継ぎか滞在かにより、入力内容が変わってきます。
- 乗り継ぎのみ → 緊急連絡先のみ記入
- 宿泊滞在 → 宿泊先情報と緊急連絡先を記入

【STEP12】適格性についての質問
病歴、犯罪歴などの有無確認になります。
該当項目がなければ、全て「No」を選択して問題ございません。

【STEP13】権利放棄の承認
最後の入力項目は、下記の「WAIVER OF RIGHTS」となります。
こちらは、「審査官の判断に対する異議申し立てなどの権利を放棄する」ことに同意になります。
- 自分のESTA申請であれば、1つ目のチェックボックス
- 家族などの第3者のESTA申請であれば、2つ目のチェックボックス
にチェックを入れましょう。

【STEP14】申請書入力内容の確認
「REVIEW YOUR APPLICATION」の画面が表示されるので、入力内容ごとに最終確認しましょう。

ここまでで、ESTAの必要事項の入力は完了です!
【STEP15】支払い画面への移動
ESTAの必要事項の入力は完了です。
下記画面の最下部にある「DISCLAMER」にチェックを入れ、「PAY NOW」を押して次に進みましょう。

【STEP16】支払い方法の選択・情報の入力
支払い方法を選択し、必要事項を下記の通り記入しましょう。
(ここでは、クレカの場合の入力内容を示しています。)
支払い情報入力後、画面下部の「Continue」を推しましょう。

【STEP17】支払い後の要確認事項
支払い完了後、「AUTHOTIZATION PENDING(申請保留中)」かつ「YOUR PAYMENT HAS BEEN SUBMITTED(支払い完了)」が表示されます。
ここからしばらくした後、「ESTA Status Change(ESTAステータス変更)」のメールが届くので、リンクをクリックします。


このメールが来るまでに時間がかかることが多いです。
これを想定して、72時間前までの申請が推奨されています。
メールのリンクをクリックすると、下記画面が開きます。
「CONTINUE EXISTING APPLICATION」を押し、続いて申請人に応じて該当する項目を選択しましょう。

「RETRIEVE INDIVIDUAL APPLICATION(個人申請取得)」画面が表示されるので、
下記の通り必要情報を記入しましょう。
最後に、「AUTHORIZATION APPROVED」の画面で、Statusが「Authorization Approved」に変わっていれば、無事に全てのステップは終了です。


長かったですね…
本当にお疲れ様でした!
ESTA申請で失敗しないための注意点
ここでは、特に注意しておきたいポイントをまとめました。
公式サイト・公式アプリを利用する
ESTA申請で最も多いトラブルが、代行サイトの利用です。
これにより、余計な手数料などがかかってしまいます。
申請は、米国政府公式のサイトまたは公式アプリから行いましょう。
- 公式サイト:U.S. Customs and Border Protection
- 公式アプリ:ESTA Mobileアプリ(iOS版はこちら、Android版はこちら)
パスポート情報の入力ミス
ESTA申請で次に多いトラブルが、パスポート情報の入力ミスです。
パスポート情報と一致しない場合、搭乗できない可能性があります。
特に間違いやすい項目は以下です。
- パスポート番号
- 生年月日
- 有効期限
- 名前のスペル

入力後は必ず、パスポートと見比べて確認しましょう。
パスポート更新後はESTAも再申請が必要
ESTAの有効期限は2年間です。ただし、以下の場合はESTAが無効になります。
- パスポートを更新した
- 名前が変わった
- 性別が変わった
- 国籍が変わった
つまり、パスポートが変わった場合、ESTAも必ず再申請が必要です。
「2年以内だから大丈夫」と思い込まないよう注意しましょう。
ESTA申請は早めに行う
ESTAは通常、申請後すぐに承認されるケースが多いですが、以下のステータスになることがあります。
- Authorization Pending(審査中)
- Travel Not Authorized(承認不可)
追加審査が必要な場合、最大72時間以上かかる可能性があります。
そのため、
- 出発直前の申請
- 空港へ向かう前日の申請
はリスクがあります。

航空券予約後すぐに申請するのがおすすめです!
ただ、その分有効期限も早くなるので、なるべく有効期限を繰り下げたい方は、1週間前までに申請開始できるようにしましょう!
ESTAのよくある質問(FAQ)
ここでは、ESTA申請でよくある疑問をまとめました。
Q. ESTAがないとどうなりますか?
ESTAの申請有無は、航空会社のチェックイン時に確認されます。
そのため、ESTA未取得の場合、航空機への搭乗を拒否される可能性があります。
空港に到着してから申請しても間に合わないことが多いです。
渡航前に必ず承認ステータスを確認しておきましょう。
Q. ハワイ旅行でもESTAは必要ですか?
はい、必要です。
ハワイは、アメリカ本土と同じ入国手続きが適用されます。
そのため、「ハワイ旅行」「ハワイ乗り継ぎ」いずれもESTAが必要です。
その他、ESTAが必要な渡航先はこちらをご確認ください。
Q. アメリカで乗り継ぐだけでもESTAは必要ですか?
必要です。
アメリカでは、乗り継ぎのみの場合でも一度入国審査を受ける仕組みになっています。
そのため、空港の外に出ない場合でもESTAは必要です。
Q. ESTAの有効期限はどれくらいですか?
ESTAの有効期限は承認日から2年間です。
ただし、以下の場合は期限内でも無効になります。
- パスポート更新
- 名前変更
- 性別変更
- 国籍変更
そのため、渡航前には必ずESTAの有効性を確認してください。
Q. 家族分のESTAをまとめて申請できますか?
はい、可能です。
ESTAではグループ申請が用意されており、家族や友人の分をまとめて申請できます。
ただし、申請内容は一人ずつ入力する必要があります。
最後に
ESTAはアメリカ旅行では必須になるので、ぜひ本記事を参考にESTA申請を進めてみてください。
本記事を通して、ESTAに対する不安が払拭されたり、無事にESTA申請が完了できれば幸いです。ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
Herzlich vielen dank! Schöne reise!
皆様、良い旅を!




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